予定は未定

主に海外ドラマの感想などを書くつもり

雑記

Like Crazy (2011) - IMDb

 

邦題は「今日、キミに会えたら」

 

ざっくりいうと

イギリス娘のアンナがアメリカに留学し

そこで出会ったジェイコブという男の子と恋に落ち

学生ビザが切れても「ヤダ、もっと一緒にいたいよ」って不法滞在。

イギリス帰って、すぐこっちに戻ってくるから!といって

すぐアメリカに来るけど、不法滞在してるから入国は認められないよってことで

即座にイギリス便に乗せられて強制送還。

まわりからは結婚しちゃえば手続きが早く済むかもしれないから

とりあえず結婚したらといわれ、お互い悩む。

いざ結婚して配偶者ビザを取ろうにも入国許可が得られないから却下されちゃう。

どれほどの時間が掛かるのかわからない入国許可が下りるのを待ち続ける生活は

若い二人には難しくて、お互い恋人こさえて安定した生活を手に入れていて、

仕事で昇進したアンナ(イギリス娘さんね)は両親の前で現彼にプロポーズされ

気まずい雰囲気。

いざ入国許可が下りて、お互い地元での相手との関係は解消し

アメリカで生活を始めようとしたものの、以前のような情熱は消えうせていた。

 

ざっくり終了

 

図らずも遠距離恋愛になってしまい、お互い距離を置こうと決めたのに

気持ちが押さえきれず、飛行機に乗って会いに行く

 

これぞ、恋は盲目状態。

 

ポスターには

I WANT YOU

I NEED YOU

I LOVE YOU

I MISS YOU

LIKE CRAZY

って書かれてるんです。

 like crazy がそれぞれに掛かってて、それぞれ狂おしいほどなわけですね。

その魔法みたいなものが掛かった状態は永遠には続きません。

そのうちすうっと覚めていく。

で、その先は?

 

 ってところで終わらせて、観客に想像させる終わりです。

 

年をとって心が擦り切れてるんでしょうか。

期限はきっちり守って法を犯しちゃいけませんよってことしか浮かばない。

すっかり母目線です。

だからいったでしょ!

不法滞在とかするからややこしくなるんじゃないのよ!って。

 

感想などは置いておいて。

私の興味は出演者のほうにあるわけです。

 

最初主演の彼が誰なのか気づかず、何だっけどこで見たんだっけ?

ロードオブザリングかあの界隈の、小人役の人?と見ながら

頭の中で検索掛け捲ったんだけど解らずじまいだったのでIMDbに頼ってみました。

 

私の中ではフレンズのフィービーの永遠の変な恋人デビィッド役のハンク・アザリア

自分の生い立ちや家庭の問題から徐々に心を蝕まれていく精神科医ハフを

クリミナルマインドのパジェット・ブリュースター(発音しにくい)が

その若すぎる嫁ベスを演じていた

Huff (TV Series 2004–2006) - IMDb

というドラマ。

毎週楽しみにしていたのにわずか2シーズンで終了してしまった、

心残りなドラマのひとつです。

そのドラマで多感な時期の息子役を演じていたのがジェイコブ役のアントン・イエルチェンでした。

彼がクリミナルマインドにゲスト出演したとき、親子競演(違う)を勝手に喜んだのに

すっかり忘れてるなんて!

 

ちなみにハフの飲んだ暮れ母はグイネス・パルトロウのお母さんブライス・ダナーが演じてます。

 

アンナの母はなんと「ER」でおなじみのイギリス人医師エリザベス・コーディ役で

私の心をがっちりつかんだアレックス・キングストン

ER卒業の回のエピソードがとても印象的で彼女がいなくなって、私の中のERも

終わってしまったような気がしたものです。 

グリーン先生はゼロアワーってドラマに出るので、楽しみにしてます。

 (すぐ打ち切りになったけどミレニアムのミカエルの人が出てる)

 

それから画像流出して大変そうなジェニファー・ローレンス

ジェイコブの職場で働くあまり饒舌ではなさそうな同僚(浮気相手)を演じています。

もの言いたげな瞳で見つめる演技が上手い。

 彼女は特別スタイルが良いわけでも、パッと目を引く美女でもないのに

何ともいえない雰囲気を持っていて、そういうのって女優さんには大事だよなと思う。

ブラッドリー・クーパーと共演した世界にひとつのプレイブックでは

ゆさゆさ踊っていたのが印象的。

あの映画、評価が高いけど私にはその良さが分からなかった。

ブラッドリー・クーパーがイケメン過ぎて、現実味がないのかも。

かといって、当初予定していたヴィンス・ヴォーンとズーイーちゃんではコメディにしかならんよ。

 

世界にひとつのプレイブックもそうだけど、邦題がしっくりこない。

そこんところのセンスの善し悪しは大切だと思うけど、割と適当なのかもしれない。